【メンブレン固定用ピンシステム】マスターピンコントロールは、特に吸収性、非吸収性、チタン強化メンブレンの固定用に設計されています。マスターピンはグレード5チタン合金製で、鋭い先端と非常に安定したシャンクにより、緻密な皮質骨に簡単かつ正確に挿入することができます。

• 190-00010
• マスターピンコントロール
• マスターピンコントロール キット
• 標準価格： 140,000 円（税別）

開発：Istvan Urban教授 Prof.Istvan Urban,DMD,MD,PHD ハンガリー・ブダペスト開業 セゲド大学 名誉教授／ミシガン大学 補助臨床准教授／ロマリンダ大学 助教授 インプラント周囲の骨再生や軟組織再建術に関する論文を多数執筆 歯槽堤造成の“ソーセージテクニック”を開発。 ソーセージテクニックは特に水平的骨造成に用いられ、単独歯から複数歯欠損、無歯顎、骨吸収が進んだ上顎前歯部など、適応可能とされる範囲が幅広いテクニックである。

 

マスターピンの特徴

- 曲がらない、折れない - チタン合金（グレード5）のピンでメンブレンを安全に固定します。
- 軟組織の状況に応じて2種類のピンが用意されています。
- ピンの先端が鋭く、安定性が高いため、皮質骨や角度が付いた際も正確に挿入できます。
- 特別に開発された専用のピンホルダーにより、トレーからの取り外しとピンの装着が容易です。

使用方法　　　　※ピン＝マスターピン

専用器具のマスターピンコントロール キットを使用いたします。

1.未滅菌品であるので使用前に必ず洗浄し、医療機関内で担保された滅菌条件にて高圧蒸気滅菌を行う。
2.ピンの挿入位置の骨が硬いなど、必要があればプレドリリングを行う。
3.ピンのヘッドにマスターピンホルダーを上から垂直に押し付け、ピンをホルダー先端にロックする。
4.顎骨にあてがったピン付きのホルダーを槌打し、ピンを挿入する。
5.ピンホルダーを横に倒してピンをロックから外す。
　骨が柔らかい場合など、骨からピンが浮きそうな際は、フィクシングホルダーのコーティングされていない先端をピンホルダー先端の
　スリットに挿入し、ピンを抑えながらロックを外すことができる。
　メンブレンには触れないようにすること。

【マスターピンの除去】
フィクシングホルダーのブラックコーティングされている先端を用いて注意深くピンを緩め、鉗子等で抜去する。
ヘキサゴンスクリュードライバーを使用してマスターピンを反時計回りに回転させ、ヘッドを浮かすことができる（フラットヘッドは不可）。