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白鳥清人先生のサイナスリフトのラテラルアプローチにおける、シュナイダー膜の剥離～挙上操作を行うための新しいコンセプトによる新開発インスツルメントです。 シュナイダー膜の剥離～挙上～填入をインスツルメント4本で操作し、低侵襲なラテラルアプローチサイナスリフトを実現します。 近年は、ラテラルアプローチによるサイナスリフトも低侵襲な操作が望まれておりますが、これまでのインスツルメントは先端が大きく、小範囲での繊細な操作に難がありました。 また、ウインドウの全周にアプローチするために多様な形状、サイズのインスツルメントが用意されていました。 本品は、小さめのウインドウから操作しやすいように、先端のサイズ、シャンク形状、ハンドル径が設計されており、2本（4種）の先端でアプローチできます。 また、補填材の填入を無駄なくスムースに行うためのインスツルメンツも用意しました。

• 307-36002
• サイナスリフトインスツルメント
• シラトリ サイナスリフトインスツルメントフルセット
• 標準価格： 67,000 円（税別）

白鳥清人先生(医療法人社団白鳥歯科理事長による新開発サイナスリフトインスツルメント

白鳥 清人 先生	近年はラテラルアプローチによるサイナスリフトにおいても、低侵襲な治療を実現するため、必要十分な範囲で小さめの開窓での操作が求められています。 従来のサイナスインスツルメンツは先端が長大なものが多く、小さなウインドウからシュナイダー膜を正確・安全に剥離～挙上することが難しくなっています。 本品は、白鳥清人先生により開発された、低侵襲でのラテラルアプローチサイナスリフトを実現する新しいコンセプトのサイナスリフティングインスツルメントです。

特徴

● α・β（ アルファ・ベータ）の特徴
小径の先端サイズにより、小さいウインドウからでもアプローチしやすく、さらに、先端がハンドル軸延長上に配置されており（下図）、タクタイルフィールが良く、先端に安定して力を掛けることができ、ブレを抑えより安全な剥離操作が可能です。
また、先端がハンドル軸延長上に配置されていることにより、下方の剥離操作を小さなハンドルの動き（ローテーションムーブメント）で行うことができます。
3方向（洞底内下方/近心/遠心）用にそれぞれ臨床研究から導き出された4種のシャンク形状により、左右のウインドウにアプローチすることができます。



● γ・δ（ ガンマ・デルタ）の特徴
補填材填入時、ウインドウの大きさや補填材の量により太/細を使い分けます。δの円盤状のプッシャーと、γ両端の樋状のアプリケーターは同じ曲率半径が与えられており、
アプリケーター上の補填材を余すことなく洞底内に押し出すことができます。δのフレア状のパッカーは視界を妨げず、補填材の填入状況を確認しながら操作できます。


● 先端ごとにカラーコードが付与
それぞれのインスツルメント両端には異なるカラーコード（シリコンバンド）が付与されており、操作中でも、見分けやすくなっています。
（シリコンバンドもオートクレーブ滅菌可能）

● ローテーションムーブメントがやりやすいハンドル
回転操作のしやすい Ø10mmのハンドルを採用しています。初回ロットはインプラテックス30周年特別バージョンの『ITX 30th anniv.』刻印入りです。

使用方法（α・β）

先端を骨面に押し付けた状態でシュナイダー膜を先端の背で押し上げるように剥離していく。

α（アルファ）を用いて、近心壁、および遠心壁を可及的に剥離します。


β（ベータ）を用いて、上顎洞底部を内側壁に向かって剥離していき、ウインドウの上部の高さまでシュナイダー膜が水平になるように挙上します。

使用方法（γ・δ）

補填材填入時、ウインドウのサイズや補填材の量により大/小を使い分けます。

δ（デルタ）のフレア状のパッカー（桃）は視界を妨げず、補填材の填入状況を確認しながら操作できます。

セット構成

オプション　※セットには含まれません。　

インスツルメントを全12本収納できます。シラトリサイナスリフトインスツルメントの他、K2サイナスリフトインスツルメント６本、シラトリキュレット2本など白鳥先生開発のインスツルメントを、まとめて収納いただけます。
商品コード201-80005　カセット #4

サイズ：90×203×H31mm、材質：ステンレス