【重要】メクトロン社「ピエゾサージェリー」のCovid-19対策につきまして
メクトロン社 ピエゾサージェリーの推奨使用方法 ~エアロゾルを減らすために~
準備時の対策
患者の口腔内を0.2%のポビドンヨード液は多くのウィルスを不活性化させるため、所定の濃度で口を漱ぎます。また、抗菌性洗口液のエッセンティシャルオイルのリステリン液は、エンベロープを有するインフルエンザウィルスを不活性化させるため、COVID-19にも有効と考えられます。この時、なるべく口を開けずに行い、スピットンへマウスウォッシュを静かに吐き出します。(図1、2)
ピエゾサージェリー使用時の対策
- ピエゾサージェリーを断続的に使用することでエアロゾル噴霧量を減らします (図1)。
- バキュームに加え、口腔外吸引システムも使用し吸引してください。可能であれば、保護スクリーンのある口腔外吸引システムを使用しましょう (図2)。
- エアロゾルの霧散を減らすため、パワーの強い吸引装置を使用しましょう(図3)。
- エアロゾルの霧散を減らすため、吸引装置は治療部位にできるだけ近づけましょう (図3)。
- 唾液の分泌や咳の刺激となる口腔内X線を避け、パノラマX線、コーンビームCTの利用も検討しましょう。
ツールを適正に使用しましょう
術者自身と患者を保護するため、ピエゾサージェリーのパーツ、オプションパーツを適正に使用しましょう。
・正しく消毒しましょう。単回使用品を使いましょう。
・自身の保護と、装置の汚染を避けるためにプロテクションフィルムを使用しましょう。
・器具の洗浄・滅菌ローテーションを考え、余裕を持った運用・在庫を心がけましょう。